株は恐ろしい

私の株トレードのやり方はスウィングトレードだ。

中期のトレンド(60日移動平均線の傾き)で上昇か下降かを判断し、上昇なら買いで、下降なら売りで仕掛ける。

売買のトリガーは10日移動平均線だったり、25日移動平均線だたり、直近高安値抜けだったりといろいろある。

そして思惑通りに動かなかった時のためにストップロスを必ず入れ、損切りをする。

このやり方でほとんど毎年、手持ち資金の10%、よい時で20%、悪い時でも5%を稼いでいた。(2011年はわずかだがマイナスになってしまった。)

500万円の運用なら25万円から100万円の利益だ。時には損切りが続き、損失を被るときもあるが、1年間を通してみればだいたい利益になっていた。

最近もっと儲けたいという思いから、運用資金を増やした。

増やしてみて気が付いたのだが、金額が大きくなればなるほど、思惑通りに動かなった時の損切りの金額が増え、心に大きな痛みを伴う。

自分のプライベートのお金ならまだいいが、将来の老後資産を切り取ってのお金であれば、痛みは何倍にもなる。

どうしたら心に痛みを伴わずに済むか・・・、それは損をしないことだ。絶対に損をせずに、儲けるにはどうすればいいか?

こんなことを考えはじめてしまった。

こうなったら、もう、ジ・エンドだ。

塩漬け株を増やし、資金を溶かしていくだけだ。

ジ・エンドとは資金がなくなることだけではなく、最悪、自らの人生の幕を自らの手で下すことだ。

やり方次第で、株は恐ろしいものにもなるのだ。

損切りせずに、利益を増やし続けることはできないと確信する。誰も底値、天井値は分からいのだから。

株トレードで大切なことそれは、

心に痛みを感じない種類のお金でトレードをすること。

心に痛みを感じない金額でトレードをすること。

塩漬け株を作らないように、損切りをすること。

だと思う。

スポンサーリンク
スポンサーリンク




スポンサーリンク