今日は「桐生自然観察の森」に行ってきた。
ここは桐生市が管理していて、入場は無料だ。
園内には、展示コーナーやレクチャールームのあるネイチャーセンターや野鳥観察のための観察舎が整備されている。観察のための園路が巡り、池や湿地もあることから四季を通して昆虫や野鳥などの動物や植物の、生き生きとした姿に出会うことができる。
前々からその存在は知っていたのだが、今回初めて行ってみた。
駐車場内には車が数台止まっている、紅葉散策目的で訪れている人も多そうだ。
紅葉がきれいだ。
入り口に入るとヤマガラがいた。
この自然観察の森は、「豊かな自然をあるがままに観察してもらおう」というのがコンセプトなのだが、アップダウンの山道が結構きつい。
そういえば、来る途中トレッキング姿の初老のカップルが熊除けの鈴を鳴らしながら歩いていたが、ここはそういう人たちの来るところのようだ。
ぐんま昆虫の森のように子供連れの家族が、普段着で、気軽に遊びにくるところではないようだ。
山肌を歩いているとカワセミ観察舎の道案内があった。とりあえずそこまで歩いてみようと行ってみた。
行ってみると立派な木造の観察舎があった。カワセミから人の姿が見えないように望遠レンズ用の四角い隙間が一定間隔で空いている。
数十メートル向こうには池がある。カワセミがよく来るのだろう。
しかし太陽の低い今の時期、山間のこの池は、一日中、日陰で暗い。
今の時期、ここでカワセミの写真を撮るのは難しいのではないか。現に、私が訪れた時、この観察舎には誰もいなかった。
今回は何も知らず、あまりにも気軽に来てしまった。
今度来るときがあったら、もっと気合を入れて来よう。