タバコ

前の事務員Sさんが会社を辞めて一か月、新しい事務員の女性がきた。

歳は40歳半ば、小柄な女性だ。

前の事務員Sさんは年齢は私と同じ51歳だが、美しい顔、頭もよく、仕事もできる、理想の女性だった。

でも、よく観察すると、私の妻同様、年相応の体型をしているようだった。

タイでもそうだったが40歳以上になると、女性は下腹が出てくる。

顔が可愛く、スタイルがいいと思って指名した女性でも、服を脱がせたら、想像とかけ離れ、幻滅したことが何度かあった。

前の事務員Sさんがそうかどうか分からないが、女性は上辺だけでは分からないと何度も思ったことがある。

しかし、もうどうでもいいことだ。

さて、今度の事務員の女性はタバコを吸うようだ。事務所に入った時に、ムァと、タバコの臭いがした。

以前はないことだった。というのも前の事務員Sさんはタバコを吸わなかったからだ。皆、気を使って事務所ではタバコを吸わないのが、暗黙の了解だったようだ。

しかし、喫煙者の新しい事務員に替わったことで、事務所でのタバコが解禁になったようだ。

正直、私はタバコを吸わないので少し気になる。

しかし、だからと言って、「タバコを吸わないでくれ」とは、口が裂けても言えない。

それは私が、タバコ株の株主だからだ。

アイコスで有名なフィリップ・モリス株、ケントなどのブリティッシュ・アメリカン・タバコ株、マイルドセブン、セブンスターなどの日本たばこ産業株(JT)

すべて保有している。

世界的に、タバコの喫煙規制がすすむ、この時代、彼/彼女たちは貴重な存在なのだ。

彼/彼女たち、喫煙者がタバコを吸ってくれるおかげで、タバコ株ホルダーの私の証券口座に配当金という形で、お金が振り込まれる。

彼/彼女たちは体を壊してまで、国のために税金を払い続けてくれている、愛国者だということを忘れてはならない。

多少のことは大目に見なければ。

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