これからしばらく訪れる外国はタイのみになりそうだ。
なぜタイなのか?ちょっと考えてみた。
目次
タイのいいところ
飛行機のチケットが安い
ハイシーズンを外せば2万円台でバンコク往復チケットが買える。
近い
直行便で6時間で行ける。東南アジアなのでアメリカ大陸、ヨーロッパに比べて近い
物価が安い
セブンイレブンで水600mlが7バーツ(約21円)
ビール(シンビール)34バーツ(約100円)
ホテル3000円もだせば、かなりいいところに泊まれる
マッサージが安い。1時間100バーツ(約300円)のところもある
食事が美味しい
洗練された伝統を感じる
エステが充実している
タイ古式マッサージに代表されるようなエステが安く受けられる。
暖かい気候
良くも悪くも常に暖かい国、バケーションで訪れる短期旅行者には良い面だ
親日的国家
ヨーロッパや中南米のように、日本人や他のアジア人に対する偏見はない。
治安がいい
私が危険な目に遭っていないだけかもしれないが、少なくともお金を盗まれたり、強盗事件を目撃したりしたことはない。中南米では何度もお金を盗まれているし、強盗現場を目撃している。
悪いところ
怠惰なところ
信仰的なのはいいが、祠に供えられた食事をそのままにしてあるせいで夜ゴキブリが発生しているのを目にする。なんとかして欲しい。
ゴキブリが一年中いる
しかも大きいやつ、暖かい国なのでしかたないか。しかし嫌だ。
性に対しておおらか
性を売りものにした歓楽街があっちらこっちらにある。人によっては良いという人もいるだろうが・・・。
ソイ・カーボーイでの思い出
歓楽街とゴキブリで思い出したことがある。
確か2008年くらいだろうか。
バンコクのソイ・カーボーイを歩いていると、ゴーゴーバーの呼び込み嬢に、なかば強引にバー内に連れ込まれたことがある。
席に案内され、ソファーに座り、飲み物を注文しようとメニューを見ていると、テーブルの上を一匹のゴキブリが動いているのに気がついた。(向こうのゴキブリは日本のようにすばやくないようだ。)
「うわ~!」
慌てて、何とかして欲しいと呼び込み嬢に言うと、彼女は信じられない行動をとった。
何と、あろうことか、そのゴキブリを指でピンと私の方に弾いたではないか。
彼女の指に弾かれたゴキブリは、私のTシャツにはりついた(ついた感触があった)。
「ギャ~~!」
まったくありえない彼女の行動にパニックになってしまった。
手で払うこともできず、こすり付けることもできず、何をどのようにしたらいいのか。
「そうだ!彼女に取り払ってもらおう」と彼女を見ると大笑いしていた。
彼女のイタズラがあまりにも想定外過ぎることと、彼女の笑い顔があまりにも無邪気だったためか、怒りの感情が湧いてこなかったのを覚えている。
少し落ち着いて、改めてチェックするとゴキブリはどこかに行ったようだった。
ゴキブリを見たら恐怖でしばらく固まってしまう私だが、タイ人にとって(彼女は特別なのか)ゴキブリに対する感情が違うのではないかと思った。
常夏の国タイではきっと毎日見ているだろうから、恐怖の感情は湧かないのかもしれない。
そして仏教的な考えから、むやみに殺生はしないのかもしれない。