中学1年の息子と海外旅行に行くこととなった。
短期の海外生活を体験させるためだ。
私が初めて海外旅行に行ったのが中学2年の時、地元の新聞社が企画した学生の為の海外ツアーに、親が申し込んでくれたのだった。
行先はグアム島。
初めての飛行機、南国の白いビーチ、美しい熱帯魚、米ドル、英語、何もかもが驚きだった。
私の海外旅行好き、趣味のダイビングも、この時の体験が影響しているのは間違いないだろう。
今回長男にも海外生活を体験してもらいたいと思い、フィリピン・セブ旅行を企画した。
セブは1か月前に私が実際に行き、どこに連れて行けば安全で楽しいかを、おおまかだが把握できている。
一歩日本を出れば日本語が通じないこと、日本と発展途上国の物価の違い、値札の付いていないものの値段の交渉、ストリートチルドレンの存在などなど。きっとカルチャーショックを受けることだろう。
群馬の田舎の中学生が社会にでるまでに経験できることは限られいる。
テレビやインターネットなどで都会の生活、外国の生活は観れるだろうがそれは液晶モニターを通しての世界だ。
実際に行って、見て、聞いて、匂いを嗅いで、味を味わって、体験することによって、いろいろな世界があり、生き方があることを知るだろう。
そして人生の選択肢は無限だということを知ることだろう。
幸い私が初めて海外旅行をした30年前に比べたら、海外に行く費用は格段に安くなっている。