先回の続き
人生に必要なのは、勇気と想像力、そしてsome money
チャールズ・チャップリン
「3年先の稽古」、「3年先の練習」という言葉があります。 つまり、今日する稽古や練習は3年先に効いてくる、ということです。 逆にいえば、今の強さは3年前の稽古の結果なのです。
貯蓄が増えていくにつれてゆとりが生まれ、ゆとりが自信を生み出し、3年後の自らの姿がより明確な、より光彩を放った姿としてイメージできるようになります。
ここで想像力こそ、人生の達人たちが秘密にしている最高の秘訣であることをしっかりと心に焼き付けてください。オリンピックで活躍する自分を想像しないで、オリンピックにいけた選手はいませんし、社長として自らの理想の会社をイメージしないで、会社を興し成功した人はいません。
と先回書いた。
十分な貯蓄のある今の私にとって、次にしなければならいのは、3年後の自分の姿を明確にイメージすることだ。
3年後の自分は、どうなっていたいのか? 何をしたいのか?
今、しっかりとイメージできなければ、3年後も今と同じことをしていることになるだろう。同じ時間に出社し、同じ会社で同じような仕事をし・・・。
そして、60歳になって会社を辞めた時に、きっと後悔するだろう。
「50歳の前半で、勇気をだして会社を辞め、自分の好きなことを始めていればよかった・・・」と。
そうならないためにも50歳前半の、今、どんな3年後をイメージできるかが、とても大切となる。
しかし、「何をしたいか」と言われても、何をしていいのかわからない。
パッとイメージできるのは、「パタヤのバービアでタイ人女性と楽しくおしゃべりしている自分の姿」くらいだ。
何か、リタイヤ後のロールモデル(人生設計の具体的な例)はないかと本を読んでみたり、YOUTUBE動画を観て、探してみたりしたが、「南の島でのんびりして、好きなことだけするぞ!」くらいしかみつからなかった。
リタイア後、いったいどんな生き方が、ベストなのだろう。
以前こんな記事を書いた。5年前の記事だ。
あれから5年、未だにリタイア後の人生について、答えが出ていない。情けない話だが、それほど難解な問ということだ。
キリンさんは、リタイヤ後の生き方のヒントに、いくつかのパターンをあげてくれている。
没頭できる遊びを追求し続ける人
静かな生活を追求する人
ノブレス・オブリージュ型の人
信仰を追求する人
快楽の追求をする人
興味の無限探求をする人
放浪を続ける人
5年前、「目指すとすれば、世界を放浪する人」だろうかと書いた。この考えは5年後の今も変わっていない。
やはりこれかな・・・。