1月8日のS&P500は4763.54で終わり、2023年12月終値4769.83には、わずかに届かなかった。
その差はわずかに6.29ポイントだった。
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5営業日アノマリーは失敗
1月最初の5営業日がプラスで終わった場合、その年の株価はプラスで終わるというアノマリーがある。
今年は、1月2日から1月8日の5営業日がそれにあたる。昨日はその最終日だった。
これがプラスで終われば、今年の相場は高い確率で上昇するが、もしマイナスで終われば、今年は下落相場になるか、もみ合い相場となる確率が高い。
6.29ポイントのわずかの差でプラスとはならなかったが、本当に、今年は下落相場、もしくはもみ合い相場となるのか?
「稲妻」を思わせる、昨晩の米国株の力強い上昇をみると、そうはとうてい思えない。
もう1つの1月アノマリー
1月にはもう1つ重要なアノマリーがある。
それは、1月相場が強いとその年の株価は上昇するというものだ。
1月末の株価がプラスで終われば、その年の相場は高い確率で上昇するが、もしマイナスで終われば、下落相場になるか、もみ合い相場となる確率が高い。
昨晩の米国株の力強い上昇をみると、1月初めの4日間の下落は、昨年末の急上昇の調整で、これから本格的に上昇するのではないかと思えてしまう。
こちらのアノマリーは成就するのではないか・・・。
今年の米国市場、そんなに悲観的にならなくてもいいかもしれない。